この記事では、めかぶについてお話ししていきます。
めかぶについて
めかぶは海藻の一種です。
海藻と聞くと、わかめは一般的な気がします。
めかぶは、わかめと比べると少しマイナーな気がしますが、 めかぶはわかめの根元の部分になります。
ヒラヒラの所が、 皆さんもよく知っているワカメの部分になります。
そして、その根元がめかぶになります。
と言うことは、
めかぶもわかめも栄養価は同じなの? って思っちゃいそうなんですが、 わかめとめかぶでは栄養素の含有量が変わってきます。
めかぶの栄養成分について
では、めかぶの栄養を見ていきましょう。
めかぶには、フコイダン、アルギン酸、ヨウ素 カルシウムなどが含まれています。
その他にもめかぶには、ナトリウム、カリウムやビタミン類なども含まれています。
めかぶのフコイダンについて
では、フコイダンから見ていきましょう。
めかぶって、ぬるぬるとぬめりがありますよね。
そのぬめりの成分がフコイダンになります。
フコイダンは食物繊維の一種です。
フコイダンには免疫力を高めてくれる働きがあります。
病気やウイルスの感染から体を守ってくれたり、 アレルギー、花粉症、癌予防にも繋がります。
さらに、髪の毛の健康にも関わっています。
わかめを食べると、 髪の毛が生えるなんてよく言われたりしていますよね。
わかめの根元の部分であるめかぶにもその効果があります。
フコイダンには 頭皮の血行を良くし、髪の毛の発育を促します。
さらに、食物繊維が持つ腸内環境を整えてくれる働きもあります。
めかぶのアルギン酸について
次にアルギニン酸です。
アルギン酸も食物繊維の一種で、 めかぶのぬめり成分になります。
アルギン酸は、デトックス効果が期待できます。
腸内環境を整えて排便を促進してくれたり、 体内の余分な塩分の排出効果もあります。
更に血圧の上昇を抑制してくれたり、 コレステロール値を下げる働きがあります。
食後の血糖を緩やかにしてくれ、 食事の初めにめかぶを食べることで、 食後の血糖の急上昇を抑えてくれます。
食後の血糖の上昇が緩やかになることで ダイエット効果も期待できます。
また、めかぶはかなり低カロリーなので、 食事の前に食べてダイエット効果や健康効果をアップさせたいですね。
めかぶのヨウ素について
次にヨウ素です。
ヨウ素はビタミンの一種です。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの働き、 細胞の新陳代謝を活発にし発育促進の働き、 胎児の発育、妊娠期授乳期には、特に必要な成分になります。
めかぶのカルシウムについて
次にカルシウムです。
海藻にもカルシウムって思われるかもしれませんが、 めかぶにもカルシウムが含まれています。
骨粗鬆症予防骨の形成を助けてくれます。
めかぶの栄養効果まとめ
めかぶには
- 免疫力を高めてくれる働き
- アレルギー花粉症予防
- 癌予防
- 髪の毛の健康を維持
- 頭皮の血行を良くし髪の毛の発育を促してくれる働き
- 腸内環境を整えるデトックス効果
- 体内の余分な塩分の排出効果
- 血圧の上昇を抑制
- コレステロール値を下げる働き
- 食後の血糖を緩やかにしダイエット効果
- 発育妊娠期授乳期に欠かせない栄養素
- 骨粗鬆症予防、骨の形成
とめかぶには健康効果がたくさんあります。
その上、めかぶは低カロリーなので、 ついつい食べ過ぎてしまいそうですが、食べ過ぎは禁物です。
めかぶには先ほどお話ししましたが葉酸が含まれています。
葉酸は生命維持に欠かすことのできない成分になるんですが、 食べ過ぎると過剰症を起こしてしまいます。
食べ過ぎなければ問題はないので、 めかぶのカップ一つぐらいを目安に食べるようにしてくださいね。
めかぶはコリコリとした食感がとっても美味しいですよね。
めかぶは食前に摂ることで食後血糖を緩やかにしてくれるので、 なるべく食前に食べるように意識してくださいね。
めかぶは、そのままあさり食べるのももちろん美味しいんですが、 納豆と混ぜることで納豆のネバネバ効果とめかぶのぬめり効果が合わさって 美味しいじゃなく栄養価もさらにアップします。
それから、汁物に入れても磯の香りが食欲をそそりますね。
ネバネバ丼だったり、麺類とも相性は抜群です。
さらっと食べれて美味しいですよね。
また、めかぶはご飯のお供にもなります。
ご飯は、血糖値を上昇させやすい食品ですが、 めかぶと一緒に食べることで血糖の上昇を抑えてくれます。
美味しいだけじゃなく、 健康効果も期待できたら食事が益々楽しくなりますよね。
気になる血糖値を抑えてくれるのは嬉しい限りです。
また、カップのめかぶも美味しいですが、 生のめかぶは格段に美味しいです。
生のめかぶは、3月から4月頃に販売されています。
シーズンはとっても短いんですが、 生のめかぶはとっても美味しいので、 見つけた時はきっとチャンスです是非試してみてくださいね。