レンコンの栄養で風邪予防!体を温めて、炎症を抑える効果も。

食材の栄養効果
この記事は約4分で読めます。




この記事では、 レンコンについてお話ししていきます。

レンコンについて

レンコンは、毎年6月に 新レンコンの収穫が始まり、 翌年の5月ごろまでの ほぼ一年を通して収穫されます。

レンコンは基本的に 田んぼの泥の中に植え付けられています。

深さは、膝から腰ほどもあり、 収穫の時期になると地下水を汲み上げ ポンプの水圧で泥を飛ばしながら 手作業で行われます。

とても水圧が強いため レンコンに傷がつかないよう 丁寧に収穫が行われます。

レンコンの旬の時期は、 10月から12月の年末頃で、この時期のレンコンは 特に豊富に栄養が含まれています。

レンコンの栄養

それでは、 レンコンに含まれる栄養について見ていきましょう。

レンコンの栄養は

  • 糖質(主にデンプン)
  • ビタミンC
  • タンニン
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • 不溶性食物繊維

などが含まれています。

レンコンの糖質(でんぷん)について

それではまず、糖質(デンプン)です。

レンコンの糖質は主にデンプンなのですが、 このデンプンが、 風邪予防に嬉しい働きをしてくれます。

それは、熱に弱いビタミンCを 守ってくれる働きです。

レンコンは、意外とビタミンCが多く 100g中48mgです。

レモン果汁は、100g中50mg含まれるので、 ほぼ、レモンと同じくらいの ビタミンCが含まれているんです。

ビタミンCは、調理中熱で壊れやすいのが特徴ですが レンコンのビタミンCは、 レンコンに含まれるデンプンによって 守られています。

ですので、加熱調理をしても レンコンにたっぷり含まれるビタミンCは、 壊れにくく、しっかりと摂ることができます。

レンコンのビタミンCについて

ビタミンCは、風邪の予防に効果があります。

その他にも、 疲労回復また体内の活性酸素を 除去する働きもあるので、 がん予防や老化防止にも効果があります。

秋から冬にかけて、旬のレンコンが出回る時期は ビタミンCの栄養もたっぷり含まれているので、 風邪予防にも是非、 レンコンを取り入れていきたいですね。

レンコンのタンニンについて

レンコンに含まれる栄養で、 次に注目したいのがタンニンです。

レンコンを切ってしばらく置くと、 切り口が変色して茶色くなりますよね。

その正体がタンニンです。

これはポリフェノールの一種です。

このタンニンには、 炎症を抑える消炎作用があります。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の炎症を抑えたり、 喉の痛みや咳喘息の発作を抑える効果もあります。

この作用を利用した民間療法ご紹介しますね。

レンコンには、 皮にも栄養が多く含まれています。

レンコンの民間療法について

ですので、まずレンコンをよく洗って 皮ごとおろし金で2〜3㎝ほどすりおろします。

茶こしを使って、おろし汁を湯呑に絞り出し お湯を少し注ぎます。

お湯の量はお好みで、 レンコンの汁原液の方が効果が高いようなので、 お湯なしで飲める場合は、そうしてみてください。

お好みで、蜂蜜を入れると さらに抗菌効果が加わります。

喉が痛い時や咳が出る時などに効果があるので、 風邪をひいてしまったかな? という時にはぜひ試してみてくださいね。

レンコンのビタミンB1.B2について

さて、レンコンの栄養は、先ほどお伝えした 糖質(デンプン)ビタミンC、タンニンの他にも

野菜には珍しく ビタミンB1やビタミンB2が含まれています。

ビタミンB1、B2は、ニキビや肌荒れ 口内炎、目の充血の予防にも効果があります。

レンコンの不溶性食物繊維について

また、不溶性の食物繊維も豊富で 大腸の働きを良くし、 便秘の予防改善にも効果的です。

体を温める食材レンコン

レンコンには体を温める効果もあります。

レンコンは根っこの部分なので、 根菜のひとつですね。

土の中でエネルギーを蓄えたレンコンは、 東洋医学では「陽」の食材に分類されて 体を温めるものとして考えられています。

体を温めることによって、 免疫力を高めることができますね。

レンコンの食べ方

レンコンを使って作るレシピはたくさんあります。

レンコンは、酢れんこんなどにして 生でも食べられる野菜です。

生やさっと火に通した炒め物は シャキシャキとした食感に

煮物や天ぷらにすると ホクホクした食感に変化して 調理法によってもの違いが楽しめますね。

私は、天ぷらのホクホクしたレンコンが好きです。

皆さんはどんなレシピがお好みですか?

おすすめのレシピを貼っておきますので、参考にしてみてください。

◯レンコンのおつまみつくね

◯レンコンののり塩チップス風おつまみ

タイトルとURLをコピーしました