パプリカの栄養が色によって異なるって本当?

食材の栄養効果
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この記事では、パプリカについてお話しします。

ピーマンとパプリカの違いについて

ピーマン嫌いの子供でもパプリカなら食べられる というお話を聞いたことがあります。

確かに、パプリカはピーマンのような苦味はなく、 少し甘みがあり、ジューシーでフルーツ感覚で食べれますよね。

そもそも、見た目はピーマンとパプリカとてもよく似ていますよね。

どういう違いがあるのか? ちょっと調べてみました。

ピーマンもパプリカも ナス科のトウガラシ属に分類されます。

ピーマンは、成熟前に収穫したもの パプリカは、熟した状態で収穫したものだそうです。

見た目はピーマンは 少し小ぶりで緑色、皮は薄めなのに対して、 パプリカは 少し大きく身も厚くいろんな色があるのが特徴です。

味もパプリカの方が甘みがありジューシーですよね。

パプリカの栄養成分について

では、パプリカに含まれる栄養成分です。

パプリカには、

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE が豊富に含まれています。

その他にもカリウム、食物繊維なども含まれています。

パプリカのビタミンAについて

では、ビタミンAから見ていきましょう。

ビタミンAは、目の健康皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる働きがあります。

粘膜を丈夫にしてくれることで、 菌から体を守ってくれる働きがあります。

更に、肌の基礎代謝を上げて美肌に導いてくれ、 アンチエイジング効果もあります。

また、パソコンや携帯、テレビの見過ぎで 目の酷使による目の疲れ、目の乾燥などを 予防するためにも目の健康維持に関与している ビタミンAをしっかりと摂るようにしましょう。

パプリカのビタミンCについて

次に、ビタミンCです。

皆さん、ビタミンCの多い野菜って言ったら どんなものを想像しますか?

レモン?

レモンは果物ですが、 トマト? キャベツ?

ビタミンCの多い野菜と言われて、 なかなかパプリカってイメージはないですよね。

でも実は、パプリカは、 野菜でもトップクラスの ビタミンCの持ち主なんです。

これから、ビタミンCの多い野菜はと聞かれたら、 迷わずパプリカと答えてくださいね。

あまり聞かれることはないかもしれませんが・・・

ビタミンCは、コラーゲン生成に関与しており、 皮膚の生成やメラニン色素の抑制、 日焼け防止にも効果的です。

さらに、菌からの抵抗力を高めてくれる働きや ストレスの緩和作用もあります。

パプリカのビタミンEについて

次に、ビタミンEです。

ビタミンEは抗酸化作用がとても強く、 体のサビを取ってくれる効果があります。

缶とか放置しておくと、だんだんと錆びていき そのサビは日に日にどんどん広がっていきますよね。

その缶のサビを取るのって、難しくないですか?

缶も錆びるように 私たちの体も日々錆びていきます。

体が錆びることで、生活習慣病やシミシワの増加など 私たちの体を蝕んでいくんです。

しかし、ビタミンEは、 そんな日にち錆びていく私たちの体のサビを取り 若々しい状態でいられるようにしてくれます。

パプリカの色による栄養素の違いについて

パプリカは、大きく見て このような栄養成分が含まれているんですが パプリカには色んな色がありますよね。

その色に応じて栄養も変わっていきます。

では、赤パプリカから見ていきましょう。

赤パプリカに多いのはビタミンC。

野菜の中でも赤パプリカが、 一番ビタミンCが多かったと思います。

赤パプリカ半分で、一日のビタミンCを補えるほど ビタミンCをたくさん含んでいます。

それから、βカロテンも豊富です。

免疫力の強化に効果的です。

また、赤パプリカの色素成分のカプサイシンも 抗酸化作用が高く、生活習慣病予防に効果的です。

次に、黄色パプリカです。

黄色パプリカの色素成分がルテインです。

ルテインは、老眼や目の病気の予防効果や 抗酸化作用を持っています。

次に、オレンジパプリカです。

オレンジパプリカは、 赤パプリカと黄色パプリカの両方の栄養成分を 兼ね備えています。

パプリカの栄養効果まとめ

パプリカには

  • 目の健康維持
  • 皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる働き
  • 菌から体を守ってくれる働き
  • 美肌に導くアンチエイジング効果
  • 目の健康維持
  • コラーゲン生成
  • 皮膚の生成やメラニン色素の抑制
  • 日焼け防止
  • 菌からの抵抗力を高めてくれる働き
  • ストレスの緩和作用
  • 抗酸化作用
  • 生活習慣病の予防
  • 老眼や目の病気の予防効果

など様々な働きがあります。

パプリカのおすすめの食べ方

パプリカは色も綺麗なので、 料理に入れることで料理が色鮮やかになりますよね。

パプリカは焼いたり炒めたりすることで、 生とは違う食感で、甘みが増し美味しいですよね。

油との相性も抜群です。

パプリカに含まれるビタミンCは熱に弱いため、 ビタミンCの効果を存分に発揮したい場合は、 生で食べるのをお勧めします。

生でも美味しいですよね。

サラダにしてもさっぱりと食べることができます。

おすすめのレシピを貼っておきますので、参考にしてみてください。

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