ナスの栄養と夏野菜の魅力。

食材の栄養効果
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この記事では、ナスについてお話しします。

なすについて(緑黄色野菜と淡色野菜に違いについて)

ナスは夏に旬を迎える夏野菜です。

ここで質問です。

ナスは緑黄色野菜でしょうか? それとも淡色野菜でしょうか?

正解は淡色野菜です。

見た目の色が濃いから 緑黄色野菜と間違えそうですよね。

緑黄色野菜の見分け方として、 外の色にも惑わされず、 切った時の断面の色で判断すると分かりやすいと思います。

ナスは、外は濃い色ですが中身は白っぽい色ですよね。

ではもう1問クイズです。

きゅうりは緑黄色野菜でしょうか? それとも淡色野菜でしょうか?

正解は淡色野菜です。

きゅうりもナスと同じく外の色は濃いですが、 切ってみると中は薄いのですよね。

緑黄色野菜と淡色野菜を どういう風に分けるかと言うと、100g中にβカロテンが
600μg以上のもの緑黄色野菜、
600μg以下のものを淡色野菜と分類します。

では、βカロテンが600μg以下の淡色野菜は 食べなくても大丈夫なのかというと そういうわけではありません。

淡色野菜には、 ミネラルや食物繊維が多く含まれています。

緑黄色野菜も淡色野菜も バランスよく食べるようにしたいですね。

ナスの栄養素について

では、ナスの栄養から見ていきましょう。

ナスは、90%以上が水分でできています。

ナスは本当に水分の多い野菜です。

その他の栄養としては、 ナスニン、カリウム、食物繊維などが含まれています。

ナスの水分について

では、ナスに含まれる水分から見ていきましょう。

ナスには90%以上の水分が含まれています。

90%も水分だと栄養がなさそうな感じがしますよね。

でも、この水分こそが 私たちの体を守ってくれているんです。

ナスは夏野菜の一種です。

夏は汗をかきやすく、 体内の水分が奪われやすくなります。

ナスはそんな奪われた水分を補充してくれたり、 暑さでの火照りやのぼせを解消してくれたりします。

ナスの水分は暑い夏の夏バテ防止に効果的なんです。

そして、夏野菜は体を冷やしてくれる効果もあり、 暑い夏を乗り切るためにも夏野菜はとっても重要です。

ナスのナスニンについて

次にナスニンです。

ナスニンは、ナスの皮の色素成分になります。

目の疲労回復に効果を発揮します。

さらに、抗酸化作用も強く酸化防止に役立ちます。

夏は紫外線も強く日焼けしやすい時期になります。

紫外線をたくさん浴びると シミシワたるみなど肌がどんどんと老化していきます。

抗酸化作用によって、 そんな肌が老化していくのを予防してくれるんです。

ナスのカリウムについて

次にカリウムです。

カリウムの多くは細胞内にあり、 細胞内の浸透圧を調節してくれます。

ナトリウム調節をしてくれることで、 余分な塩分の排出効果も期待でき、むくみの解消、さらに老廃物の排出と体を綺麗にしてくれます。

ナスの食物繊維について

次に食物繊維です。

ナスに含まれる食物繊維には、 腸内環境を整える働きがあります。

食物繊維は、老廃物を排出してくれ、 余分なコレステロールの排出や便秘解消などにも効果があります。

さらに、食後血糖の上昇を緩やかにしてくれます。

食物繊維は、1日に必要な量を満たしている人が少ない傾向にあります。

不足しないように積極的に摂取しましょう。

ナスの栄養効果まとめ

ナスの効果として

  • 水分補給によってほてりやのぼせを解消
  • 夏バテ防止
  • 火照った体を冷やす
  • 目の疲労回復
  • 抗酸化作用
  • 肌の老化予防
  • 余分な塩分の排出効果
  • むくみの解消
  • 老廃物の排出
  • 腸内環境を整える
  • 便秘の解消などの働きがあります。

また、ナスはとっても低カロリーなので、 ダイエット中にもおすすめです。

ナスのおすすめの食べ方

ナスはいろんな料理に合わせやすく使いやすい食材ですよね。

ナスに含まれるナスニンは、皮の部分に多いので、 皮もなるべく剥かずに食べることをお勧めします。

ナスは漬物にしてもおいしいですよね。

ナスの水分とナスの旨味が詰まった漬物は絶品です。

温かいご飯にナスの漬物を入れて、 お茶漬けとしてサラサラっと食べるのも食欲が落ちやすい夏の時期にちょうどいいですよね。

ナス田楽もおいしいですよね。

ナスと味噌の相性抜群ですね。

個人的には、丸ナスと味噌田楽の組み合わせが好きです。

ナスがとろとろでバクバクいけちゃいますよ。

ナスと言えば、定番の焼きナス。

焼きナスを作るときは、 バターで焼いて生姜と醤油をたらして私は食べています。

バターと醤油がナスによく合います。

次にナスの煮浸し。

ナスに出汁がジュワっとよく染み込んだら とってもおいしいですよね。

それから麻婆茄子。

暑い夏におすすめです。

ちょっと唐辛子を多めに入れても唐辛子の辛さが暑い夏にはよく合います。

ナスはお肉や油と一緒に摂ることで ナスに足りない栄養素を補ってくれるため相性抜群です。

炒め物や天ぷらなんかもおいしいですよね。

ナスを使ったオススメのレシピを貼っておきますので、参考にしてみてください。

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