この記事では、玉ねぎの栄養効果についてお話ししていきます。
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玉ねぎの本当のところは?
玉ねぎは、私たちの食卓に欠かせない野菜の一つです。
値段も安く、どんな料理にも登場する
私たちの味方の玉ねぎさん。
財布にも優しい玉ねぎですが、
私たちの体にとっても優しい野菜です。
玉ねぎを食べると、
血液がサラサラになるとか、
美容にいいなんて聞いたことありませんか?
それからダイエットにも効果あり?
玉ねぎを切ると悲しくもないのに
涙が止まらなくなったり、
玉ねぎの話をたくさん耳にすると思います。
じゃあ、玉ねぎの何が本当なんでしょうか?
今日は玉ねぎのいいところを
たくさん紹介していきたいと思います。
新玉ねぎがオススメ
私のひいおばあちゃんの家には、
玉ねぎがよくぶら下げられていました。
小さい時は、なんで玉ねぎを吊るしているだろう?
なんて不思議に思っていました。
長期保存するために、
風通しがいいところで乾燥させてるんですね。
昔の人の知恵は凄いですよね。
このどのご家庭にも
常備されている玉ねぎですが、
玉ねぎの収穫は春と秋の二回です。
この収穫は地域によっても
多少違うみたいです。
春収穫する玉ねぎは新玉ねぎと言われます。
普通の玉ねぎと比べて、
皮が薄く水分が多く
みずみずしいのが特徴です。
普通の玉ねぎは、
風通しの良い所に保管しますが、
新玉ねぎは冷蔵保存します。
また、普通の玉ねぎは長期保存できますが、
新玉ねぎは長期保存できないので、
注意してくださいね。
新玉ねぎは、春の時期だけになるので
春の美味しい新玉ねぎを食べてみてください。
玉ねぎの栄養について
では、玉ねぎの栄養と
効能を見ていきましょう。
今日は、玉ねぎに含まれる
硫化アリル、
ケルセチン、
オリゴ糖に注目して見ていきたいと思います。
なんだかカタカナの
よく分からないワードが出てきましたね。
でも大丈夫です。
簡単にわかりやすく説明していきます。
玉ねぎの硫化アリルについて
まず、硫化アリルです。
玉ねぎのツンとくる玉ねぎ臭だったり、
玉ねぎの辛味成分になっています。
また、私たちを泣かせる物質も硫化アリルなんです。
私たちを泣かせる硫化アリルですが、
実は悪いやつではありません。
この硫化アリルには、
血液サラサラ効果があるため、
動脈硬化など生活習慣病の予防になります。
また、
血圧を下げる効果もあり、
高血圧予防にもつながります。
そして、
中性脂肪や
悪玉コレステロールを減らしてくれて
糖尿病の予防にも役立ちます。
血行促進効果もあり、
冷え性の方の強い味方です。
疲労回復効果もあり、
実は私たちを泣かせるだけでなく、
とってもいいやつなんです。
玉ねぎのケルセチンについて
次にケルセチンです。
これは、玉ねぎの皮の
茶色い部分の色素成分になります。
玉ねぎには、
このケルセチンがたくさん含まれています。
抗酸化作用がとても高く、
シミシワの予防、
紫外線から肌を守ってくれたり、
アンチエイジングに効果があります。
美肌を保つ上で欠かせない成分になります。
また、
脂肪分解酵素を活性化してくれ、
脂肪燃焼効果があります。
さらに、
抗炎症作用があり、
アレルギー症状の緩和に繋がります。
がん予防にもなり、
いいところが多いケルセチンですが、
ケルセチンが含まれるのは皮に多いです。
しかし、皮って捨てますよね。
じゃあ、ケルセチンをどうやって摂るの?
って思いますよね。
最後に、
おすすめの食べ方を紹介したいと思います。
玉ねぎのオリゴ糖について
次にオリゴ糖です。
玉ねぎの甘み成分は、オリゴ糖によるものです。
オリゴ糖は、
善玉菌のエサになり、
腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が整うことで、
便秘が改善され、
やせやすい体質を作ってくれたり、
肌荒れ予防にもなります。
玉ねぎの栄養効果まとめ
玉ねぎには、
硫化アリルの血液をサラサラにしてくれる効果だったり、
生活習慣病の予防、
血圧を下げてくれる、
中性脂肪悪玉コレステロールを減らしてくれる、
血行促進だったり、
ケルセチンは抗酸化作用があり、
肌の調子を整えてくれます。
燃焼作用、抗炎症作用もありますね。
オリゴ糖には、
腸内環境を整えてくれる働きがあります。
玉ねぎは体にいいことがたくさんあります。
また、他の栄養成分もたくさん入っており、
デトックス効果だったり、
むくみ予防にも効果があったりします。
玉ねぎのオススメの食べ方
じゃあ、次におすすめの
食べ方を見ていきましょう。
玉ねぎに含まれる硫化アリル、
そう、私たちを泣かせる成分です。
これは、水に弱いという一面もあります。
なので、生でサラダにするのをおすすめします。
しかし、生だと辛いと思いますから、
辛味を抜くためにも切った後、
水にさらすのではなく、
空気に十五分ほどさらしてみてください。
それでも辛かったら、
レンジで少し温めてみてください。
普通の玉ねぎは、
辛味が強いかもしれませんが、
新玉ねぎは甘みが強いので、
スライスしてそのまま食べるのもとてもおいしいです。
私は、スライスして鰹節をぱらっとかけて、
ポン酢であっさり食べるのが好きです。
しかし、辛かったら
無理に生で食べるのはやめてください。
次に、お勧めなのがスープです。
ケルセチンは、皮に多いと言いましたが。
玉ねぎの皮をよく洗い
玉ねぎの皮でだしを取ることで、
ケルセチンの摂取をたくさんすることができます。
これをダシにして、
玉ねぎを入れたスープを食べると、
玉ねぎを存分に楽しむことができます。
ただ、
皮は農薬が使用されている場合もありますので、
無農薬の玉ねぎを使用するなど
工夫してみてください。
次におすすめなのは、
豚肉の玉ねぎ炒めです。
玉ねぎは、ビタミンB1ととても相性がいいです。
なので、ビタミンB1の多い豚肉と食べることで、
吸収率が上がります。
そして最後に、
私がよく食べる新玉ねぎの食べ方を紹介します。
まず、新玉ねぎをお皿に入れて
少しだけ上に切り目を入れます。
そして、
その上にバターを少し載せてから
ラップをし電子レンジで七分ほどチンします。
そうすると、
ホクホクの新玉ねぎの出来上がりです。
お好みで醤油やブラックペッパーをかけて
食べるのも甘くておいしいのでおすすめです。
それも電子レンジに入れたらすぐできるので、
一品足りない時などとても重宝します。
他にも美味しい玉ねぎレシピを貼っておきますので、色々調理して楽しんでみてください。