皆さんこんにちは。
今日は、ゴマについてお話ししていきたいと思います。
ゴマについて
ゴマって何だろう
個人的な意見ですけど、
ゴマって、なくてもいいけど、
あったらうれしい食べ物じゃないですか?
和え物とかに、なくてもいいけど
あったら食事が贅沢で
丁寧な食事にしてくれるような
ゴマって、そんな食品な気が私はします。
そんなゴマについて今日はお話ししていきます。
ゴマの栄養について
まず、クイズです。
この三つの食品群の表を
見たことがありますか?
この表は食品を三つのグループに分類した
表なんですが、
・体を作る元になるもの
・体の調子を整える元になるもの、
・エネルギの元になるもの
の三つに分けられます。
体を作る元になるものは、
タンパク質が多い食べ物のグループです。
例えば魚や肉とか
タンパク質が多い食べ物のグループです。
次に体の調子を整えるものは、
野菜、果物などのビタミンミネラルが
多い食べ物のグループです。
最後にエネルギーの元になるものは、
パン、ご飯など炭水化物の多いものと
バターや油なんかの
油脂を多く含む食品のグループになります。
では、前置きが少し長くなりましたが、
ゴマはどこに分類されると思いますか?
正解は、エネルギーの元になる
食品のグループに分類されます。
皆さん正解できましたか?
でもなんでここの仲間に分類されるのって
思いませんか?
このグループは、
炭水化物や油脂の仲間ですよね。
実は、ゴマは半分が油脂からできているんです。
ゴマ油ってありますよね。
ゴマ油は、ゴマを圧搾し加工しててきます。
でも、油と聞くと
あまりいいイメージはないかもしれません。
このゴマに含まれる油脂の話も
この後していきたいと思います。
では、ゴマは半分以上が油脂からできている
と言いましたが、
他にはどんな成分が含まれているかというと
油脂以外にも
タンパク質
ビタミン
ミネラル
食物繊維などが豊富に含まれています。
ゴマの油脂(不飽和脂肪酸)について
まずゴマに含まれる油脂から
見ていきましょう。
ゴマに含まれる油脂は
不飽和脂肪酸と呼ばれる油脂が
ほとんどになります。
不飽和脂肪酸には
免疫力を高めてくれる働きがあります。
また悪いコレステロールを減らし、
良いコレステロールを増やしてくれる
働きがあります。
そのため、血液をきれいにしてくれたり、
コレステロール値を下げてくれる役割があります。
動脈硬化など
生活習慣病の予防にもつながります。
ゴマに多く含まれる油脂の中に
リノール酸っていうものがあります。
これは体内では
生成することが困難なものになります。
要するに、
食べ物から摂取する必要があるものになります。
ゴマの油脂には
このリノール酸が豊富に含まれています。
なので、ゴマに含まれる油脂は、
体にいい油になります。
また、ゴマの油脂が
便の滑りをよくしてくれることで
快便に繋がります。
ゴマのたんぱく質について
次にたんぱく質です。
タンパク質は体を作る元になるもので、
筋肉を作ってくれたり、
血液臓器を作るもとになり、
私たちの体に欠かすことのできないものになります。
ゴマに含まれるタンパク質は、
必須アミノ酸というものがたくさん含まれています。
必須アミノ酸とは、
私たちの体で作ることができないものをいいます。
私たちの体を作っているタンパク質は、
たくさんのアミノ酸からできています。
ただ、必須アミノ酸は、
体の中で作ることができませんので、
食べ物から摂っていかなければなりません。
ですので、この必須アミノ酸が豊富に含まれているゴマは、とても大切な食材ですね。
ゴマのビタミン・ミネラル・食物繊維について
次にビタミン、ミネラル、食物繊維についてです。
ゴマには、ビタミン、ミネラル、
食物繊維も豊富に含まれています。
ビタミンの中でもビタミンEが含まれており、
ビタミンEには抗酸化作用があります。
そのため、美肌効果などに繋がります。
そして、ミネラルが豊富に含まれており、
カルシウムや鉄なども多く含まれています。
カルシウムは、骨を作ってくれる働きが
あったりします。
このゴマに含まれるカルシウムですが、
牛乳100gとゴマ100gでは、
ゴマの方がカルシウムが多く含まれています。
ゴマ大さじ二杯で
牛乳一杯と同じくらいのカルシウムを摂ることができます。
そして、食物繊維も多く含まれており、
排便を促す効果があります。
ゴマグリナン(セサミン)について
次にゴマグリナンについてです。
ゴマグリナンは、ゴマに含まれる成分なんです。
ゴマの1%ほどしか含まれていないのですが、
健康効果を発揮してくれる成分が多く
含まれています。
セサミンって聞いたことないですか?
セサミンは、ゴマグリナンの成分の一種になります。
このゴマグリナンなんですが、
抗酸化作用がかなり高いです。
活性酵素と呼ばれる体を老化させたり、
生活習慣病の原因になるものの
抑制効果があるため、
若返り効果老化防止に効果を発揮してくれます。
また、肝機能の健康にも関与しており、
アルコール分解を助けてくれます。
ゴマグリナンは、
少ししか含まれておりませんが、
大きなパワーを発揮してくれます。
ゴマの栄養を効率よく吸収するには?
そんな私たちの体に
いいことずくめのままですが、
ゴマをどのように食べれば
効率的でしょうか?
ゴマにもいくつか種類がありますよね。
ゴマは大きく分けて
いりゴマ
すりゴマ
練りゴマとあります。
いりゴマはゴマを煎って
ゴマの形があるものですよね。
すりゴマはいりゴマを潰したもの。
ねりゴマは、さらにペースト状に練られたもの。
なんですが、
どれも同じゴマなんですが、
ゴマの栄養の吸収率は変わってきます。
コマの表面は殻で覆われているんですが、
この表面の殻を砕くことによって、
栄養が効率良く摂ることができます。
ですので、練りゴマが一番効率よく
ゴマを吸収することができます。
私はごまの香りが大好きなので、
炒りゴマをさらにフライパンで
一、二分乾煎りして、すりつぶして使用しています。
でも、めんどくさいときもあるので
すりゴマも常備しています。
しかし、潰した方がいいからといっていり
ゴマを使用しないのはもったいないです。
いりゴマは、
口の中でゴマの風味を楽しむことができます。
いろんな料理に使ってみて
その料理に合ったゴマを見つけてみて
はいかがでしょうか?
結構前の話になるんですが、
当時付き合ってた男性から
ゴマを使った料理を作ってほしいって
突然言われました。
ハンバーグが食べたいとか
肉じゃが食べたいとか
料理名を言われたことはあっても
ゴマを使った料理が食べたい
って言われたのは初めてで
とても印象に残っています。
ゴマを使った料理って
何って感じで考えたんですよね。
で、その彼なんですが
その方ちょっと野菜とか魚を
あんまり食べない方だったんですよね。
で、胸肉だったかもも肉だったか
ちょっと忘れちゃったんですが、
鶏肉に塩コショウをして小麦粉をつけて
卵をつけて小麦粉じゃなくて
ゴマをふんだんににつけて
揚げたものを作ってあげました。
もし、ゴマを使った料理をオーダーされた際は、それを作ってあげてみてください。
なかなかそんなオーダーされないかもしれませんが、彼はとても喜んで食べてくれました。
っていうのを思い出しました。
そんな話は置いといて、
ゴマは和物のにかけても
とてもおいしいですよね。
それから、おにぎりにかけるのも美味しいです。
なぜかおばあちゃんが作るおにぎりには
絶対ゴマ塩がかかってました。
おばあちゃんもゴマの素晴らしさを
分かっていたのでしょうか?
ちょっと、今度聞いてみたいと思います。
でも何といっても
ゴマ団子ゴマの風味が口の中で広がって
最高ですよね。
私は大好きです。
見かけたら反射的に買ってしまいます。
そんなゴマですが、
普段の食事に振り掛けてみて、
楽しい食事をしてくださいね。