この記事ではピーマンについてお話しします。
ピーマンについて
ピーマンは、子どもが嫌いな野菜ランキングの 上位に選ばれてしまう野菜なんです。
あの苦味が苦手なんでしょうか?
苦味がなんとも美味しい大人の野菜ピーマンです。
ピーマンの栄養成分について
では、ピーマンの栄養成分を見ていきましょう。
ピーマンには、
- ビタミンC
- ビタミンA(βカロテン)
- クエルシトリン
- ピラジン
- 食物繊維
- その他にもビタミンカリウムなどが含まれています。
この記事では、ビタミンC、ビタミンA(βカロテン)、 クエルシトリン、ピラジンについてお話ししていきます。
ピーマンのビタミンCについて
まず、ビタミンCからです。
ビタミンCは、コラーゲン生成に関与しています。
潤いのあるプルプルの肌作りをしてくれ、 美肌効果が期待できます。
また、メラニン色素の生成を抑制してくれる働きがあります。
日焼けによってできるシミ、シワ、そばかすなどを抑制してくれます。
さらに、ビタミンCには免疫力を高めてくれる働きもあります。
ウイルスなどが体内に侵入しても、 免疫力を高めていれば、 体がウイルスや菌に打ち勝ってくれます。
それから、ストレスへの耐性を作ってくれます。
皆さん少なからず、ストレスを感じる場面ってあるのではないでしょうか?
仕事のストレス、 勉強、 対人関係、 家族の問題、 お金の問題。
ストレスといってもいろんな種類がありますが、 皆さん何らかのストレスを感じているのではないでしょうか?
ストレスを感じると、 体内のビタミンCは消耗されていきます。
ビタミンCが不足することで、 免疫力が低下し、病気にもかかりやすくなります。
また、身体的なストレスも加わるようになります。
ビタミンCは体内で合成することができず、 体内にたくさんのビタミンCを備えておくこともできません。
ですので、毎日の習慣的なビタミンCの摂取が必要になります。
ピーマンのβカロテンについて
次に、βカロテンです。
βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。
ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持に関与しています。
鼻口などの粘膜も丈夫にしてくれます。
ピーマンのクエルシトリンについて
次に、クエルシトリンです。
クエルシトリンは渋み成分になります。
新陳代謝を高めてくれたり、解毒作用があります。
昔のことわざで、 「良薬は口に苦し」という言葉がありますもんね。
ピーマンのピラジンについて
次に、ピラジンです。
ピラジンは、ピーマンの香り成分になります。
ピーマンの独特の青臭い匂いはこのピラジンからです。
このピラジンの香りと クエルシトリンの渋みが合わさることで、 ピーマンが苦いと感じてしまうそうです。
ピラジンは、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
血液がサラサラになることで、 血栓の予防高血圧の予防に効果的です。
このピラジンは、 ピーマンの種やワタに多く含まれていますので、 種やワタまで食べる方が、 よりピラジンの効果を感じることができます。
ピーマンの栄誉効果まとめ
ピーマンには、
- 美肌効果
- コラーゲンの生成
- 皮膚の健康維持
- メラニン色素の生成を抑制
- 日焼け防止
- 免疫力の強化
- ストレス耐性
- 皮膚や粘膜の健康維持
- 目の健康
- 新陳代謝を高める
- 解毒作用
- 血液サラサラ効果
- 血栓の予防
- 高血圧予防などの働きがあります。
ピーマンのおすすめの食べ方
ピーマンは色がきれいなので、 料理に使用すると食事が華やかになりますよね。
ピーマンは炒め物なんかにしても美味しいです。
ピーマンは油との相性も抜群です。
また、ピーマンには、 ビタミンCが豊富に含まれているんですが、 ビタミンCは熱に弱い性質を持っています。
ですが、ピーマンのビタミンCは熱にも比較的安定しています。
ですので、炒め物にしても ビタミンCをしっかりと摂取することが出来ます。
また、炒めることで、 ピーマンの苦味を抑えることができますので、 苦いのが苦手な方は炒めることをお勧めします。
それから、ピーマンの和え物もおいしいですよね。
ピーマンに塩昆布やツナなどを和えても美味しいです。
それから、ピーマンの丸焼き。
ピーマンを軽く洗い、そのままオーブンで焼くことで、 ピーマンのワタや種までしっかりと食べることができますよ。
鰹節ポン酢や醤油をさらっとかけたら、 簡単に一品料理が完成します。
その他のおすすめレシピを貼っておきますので、参考にしてみてください。